金森重樹の不動産投資コラム 第2章:投資における心構え
「あなたは資産をいくらまで増加させたいですか?」5億?10億?100億?それとも…

第8回:コンフォートゾーン1「投資に関わるセルフイメージ」

「コンフォートゾーン」という言葉があります。

自分のセルフイメージ(自己像、つまり自分自身についてどのように捉えているか)が、居心地良く感じる領域です。

子供の頃に、両親や学校の先生から「足るを知れば辱められず、止るを知れば殆うからず(老子)」とか「上を見たらきりが無い」、「分相応」と刷りこみをされて、仮にあなたのセルフイメージが「自分は、定年の時に退職金で住宅ローンを払い終わって、自宅と貯金が2,000万円もあればいいよ」というイメージだとします。

そうすると、あなたが実際にそれ以上の資産額になろうとすると、あなたのセルフイメージはあなたの意識にブレーキを掛けることになります。

セルフイメージ以上に資産が作れそうになった時に「本当に自分はこんなに資産を持っていてもいいのだろうか」「これは本来の自分の実力からすると分不相応だ」「今はたまたま上手くいっているだけで、定年が来る頃にはやっぱり2,000万円くらいなのだろうな」と自分が上手くいっていることに対して落ちつかなくなるのです。

そして、自分のセルフイメージに合わせるように、あなたは無意識に資産拡大の手を緩めるのです。

そうすると、最終的には貯蓄額も予定していた2,000万円くらいで落ちついて「ああ、やっぱり自分の人生はこんな程度なのか」と諦めながらも、自分自身でその数字を快適だと思ってしまいます。

人間は、失敗するのが怖いのと同時に、成功することも恐れているのです。

あなたが自分のセルフイメージを低く持っていれば、そのセルフイメージ以上の人間にはなりようがありません。

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