金森重樹の不動産投資コラム 第3章:不動産投資のノウハウ

第19回:0か100かの丁半博打2「サブリース契約」

銀行が、区分所有に対する融資に消極的なのは、最終的に自分が働いた給料で補填することを当てにしなければならないようでは、デフォルトのリスクが非常に高いからです。

このように区分所有は、空室リスクが高いため、新築ワンルームマンションの販売業者は、家賃保証制度サブリース契約)を付けたりしますが、この借り上げ家賃は、数年に1回見なおされ、所有者が借り上げ家賃の引き下げを承諾しない場合には、契約が解除されます。

所有者は、泣く泣く家賃の引き下げを承諾するほかありません。

実際、新築物件は簡単に入居者が見つかるので、サブリースは必要無いのです。

新築の時に、サブリースで業者に美味しいところをもって行かれ、古くなって入居者の募集が難しくなってから、サブリースを打ちきられたのでは、何のためのサブリースか分からないですよね。

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