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第39回:収益還元法4「収益還元法での計算方式」
収益還元法での計算方式は、概ね次のようなものです。
まず、バランスシートと同じように、T字を引きます。
左側には、家賃の金額の80%を記入します。
先の例でいえば、2,488×0.8=1,990万円です。
これは「空室率が20%は見込まれる」という考えによるものです。
次に、右側に家賃の金額の20%を記入をします。
これは「諸費用が概算で家賃の20%程度かかる」という想定です。
2,488×0.2=497万円です。
これは、実際の審査においては、実績ベースの固定資産税とか、その他の諸経費をみていくわけですが、詳細な経費について、数字が入手物件の融資を打診する段階では、諸経費率は20%として簡易計算しても十分です。
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