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第47回:収益還元法12「住宅ローンがある場合」
【第45回】でお話した与信で考慮される事情について
考慮される事情2
住宅ローンがある場合
本来、収益を生む投資に使うべき与信枠を、一円も収益を生むことが無い住宅の取得に使い、多額のローン負債を抱え込んでしまうわけですから、住宅ローンを組んだ方の与信力の低下は避けられません。
よく通販大家さんに相談に来られる方に「自宅も持ってないと、投資用の物件に銀行はお金を貸さないのではないですか?」という質問を受けますが、事実は全く逆です。
自宅をキャッシュで購入する場合以外は、住宅を買うのも高級外車を購入して浪費するのも同じ収益を生まないもののために、与信枠を使ったという点において、何ほどの差もありません。
尚、自宅を保有されている場合には、自宅の時価とローン残債の関係には、常に注意を払っておく必要があります。
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