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第61回:地主が有利とは限らない1「ハウスメーカーの営業」
不動産投資において「土地を持っている地主が、有利なのではないか」という誤解があるが、全くそのようなことはありません。
農地を転用してアパート経営をするくらいの地主でしたら、ゼロから始めた不動産投資と大差はつきません。
ハウスメーカーの営業にやられているケース
ハウスメーカーが、どこで儲けているかというと、もちろん建築によってです。
その際に、地主に対して、利回り6〜8%くらいのシミュレーションを提示するんですが、それはあくまでも土地を地主が持っているからです。
建物の価格に対して、利回り6%などとんでもない話です。
通常のマンション一棟投資でしたら、土地付きで建物を購入して、利回り6%以上いくものはざらにありますので、上物だけで利回り6〜8%とは、いかにハウスメーカーが利益を乗せているかは、一目瞭然です。
また、そのシミュレーションでの家賃にしても、6〜8%というのは、新築プレミアムがついている状態の時のものです。
未入居物件ですと、比較的高い賃料で、入居者が決まりますが、2年経って入居者が出ていくと、当然、同じ賃料では貸す事ができません。
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