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第64回:地主が有利とは限らない4「損切り」
そもそも始めに土地ありきだから負けてしまう2
不動産投資という観点から、自宅ほど収益を生まない不動産も無いわけでして、相続のために不動産を売却するにしても、収益力のある不動産は残して、本来真っ先に自宅を売却しなければならないわけですが、大抵の方は、自宅を売却することについて心理的な抵抗を示します。
損切りこそが、資産増大の近道の場合もあります。
地主の方は、収益性が低い先祖代々の土地や自宅は叩き売って、損切りしないとかえって傷口を広げてしまう可能性があります。
このような地主の方を見るにつけても、地主が不動産投資をスタートする場合と比べて、土地を全く持っていない方が、不動産投資をする場合が、取りたてて不利だとは思いません。
逆に、土地を持っていない方は、全く縛りが無いわけですから、最初から収益性の高い土地付きの共同住宅を吟味して取得していけば、あっという間に地主の方を追い抜いてしまいますね。
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