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第69回:木造は金がある人間が買うもの5「自己資金」
前回までの流れを見ていただいても分かりますように、同じ築年数であってもRC構造(鉄筋コンクリート)の方は、物件価額が、木造の10倍であるにもかかわらず、必要とされる自己資金は、木造の30%に過ぎません。
これは、RC構造の法定耐用年数が、木造の2.13倍あることによって、為せる技です。
「自己資金の必要額は、物件価額自体の大小によるものではなく、築年数と物件の構造に関係するものである」ということが、ご理解いただけたと思います。
木造は、その見かけの規模の小ささとは裏腹に、例え小規模の物件であっても、投資にかなりの額の自己資金が必要とされます。
「木造物件は金が無い人間が買うものではない」ということです。
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