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第70回:木造は金がある人間が買うもの6「DSCR」
投資用の不動産を、インターネットなどで探す際に、価格帯で探す人間がいますが、法定耐用年数の違いによるローンの付き易さの違いについて、全く理解していないと言わざるを得ません。
RC構造が47年、鉄骨が34年、木造が22年の法定耐用年数である以上は、
木造>鉄骨>RCの順番に、自己資金が必要となってきます。
RCは返済期間が長くとれるので、借入金額を大きくしても充分キャッシュフローが回っていくのに対して、木造物件は返済期間が短くなるため、キャッシュフローが回らず、相当な自己資金が必要になってくるという計算です。
また、相当な自己資金なく木造投資を行えば、DSCR(debt service coverage ratio=借入償還余裕率)が低くなってしまい、ちょっとした空室でも、デフォルトの危険性が高くなってしまいます。
*DSCR(借入償還余裕率)=NOT(純営業収益)÷借入金元利返済額
銀行は一般的に「DSCRが1.2以上の物件」でないと、融資しません。
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