金森重樹の不動産投資コラム 第5章:RCはアクセル、木造はブレーキ

第72回:木造は金がある人間が買うもの8「減価償却費」

耐用年数経過前には

NOI(純収益)−ADS(年間元利返済)−所得税・住民税+減価償却費>0

で、これまで減価償却費分は、外部にキャッシュが出ていかないために、キャッシュフローが正あったのが、耐用年数経過後には、減価償却費がキャッシュフロー上、計上できなくなってしまうため

NOI−ADS(年間元利返済)−所得税・住民税<0

で、キャッシュフローが負になってしまい、元利金を返済することが出来なくなるからです。

収益還元法を取っている銀行は、通常、法定耐用年数を超えた融資を他行で受けている方の場合には、その物件を処分しない限り、新規の融資をすることはありません。

改訂版「不動産投資の破壊的成功法」
どんな状況でも勝てる不変のルール
[ダイヤモンド社]1,620円(税込価格)
住宅ローンこそハイリスク「利回り」に目を奪われるな!
単行本:272ページ
著者:金森重樹
発売:2013/3/1
書籍詳細ページへ »

通販大家さんで不動産投資を始めるなら、まずはメルマガ登録(無料)から!

Copyright© Kanamori jitsugyo Co., Ltd. All Rights Reserved.
ページの一番上へ