金森重樹の不動産投資コラム 第5章:RCはアクセル、木造はブレーキ

第75回:木造は金がある人間が買うもの11「キャッシュフローの蓄積」

ベンツの耐用年数についてお話した時に、中古資産の耐用年数の計算で、

法定耐用年数の全部を経過している時

耐用年数=法定耐用年数×20%

中古資産が法定耐用年数の一部を経過している時

耐用年数=法定耐用年数-経過年数+経過年数×20%
(1年未満の端数切捨て・最短2年)というのを説明しましたよね。

ここで、木造は築22年だと、22-22+4.4=4.4年で4年で落とせますよね。

ということは、個人から木造物件を購入して、その土地建物割合で、建物の割合を思いっきり引き上げれば、僅か4年で木造を償却することができるわけです。

とすると、ここで潤沢なキャッシュフローが蓄積されることになります。

そうすれば、そのキャッシュフローを使って、またRC(鉄筋コンクリート)によって投資することが可能になってきます。

ちなみに、何故個人から買うことが必要か分からない方のために、次回はそれらについて、簡単に解説をしていきます。

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