金森重樹の不動産投資コラム 第5章:RCはアクセル、木造はブレーキ

第83回:LTV(loan to value=借入金比率)

これまで述べてきた投資手法は、少ない自己資金でレバレッジを最大限に効かせて、LTV(loan to value=借入金比率)を100%とするわけですから、正のレバレッジが効いている間、資産は急速に拡大することになります。

正のレバレッジとは、FCR(投資収益率)<ROE(自己資本利益率)となって「調達金利よりも、運用利回りの方が大きい状態」を言いますので、この場合には、借金をすればするほど儲かることになります。

反面で、空室率の増大などで収益が減少し、一旦負のレバレッジが効くようになると、損失が何倍にも増大することにもつながります。

ですから、借入金を限界まで増やすということは、それだけデフォルトのリスクが高まるということです。

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