金森重樹の不動産投資コラム 第8章:不動産投資総論

第148回:ジニ係数3、適者生存の原理

右肩上がりの経済成長を前提とし、個人の個性は否定されるが、その代わり努力した人間も努力しない人間も、年功序列で勤続年数に応じて、等しくポストが用意されて、所得が上昇してきた日本。

高所得者が労働意欲を失うほど税率を高めて、それを低所得者に再配分することで、結果の平等を実現してきた日本。

そのため日本人の9割が「自分は中流だ」と勘違いしている日本。

その意味で、日本は最も成功した共産主義国家でした。
でもこれからの日本は、ようやく資本主義の道を歩み始めます。

そして中所得者層が二分して、貧富の差は確実に拡大していきます。

資本主義社会は、厳しい自由競争の中で力ある者のみが生き残る適者生存の原理が貫かれます。

僕は政治のことはよく分かりませんが、世の中の流れは政治では変えられないでしょう。

それは、社会主義国家である中国に、極端な貧富の差が存在することからも明らかです。

流れは変えられないのですから、その中で自らを最適化していかないと自然淘汰されちゃいますよね。

改訂版「不動産投資の破壊的成功法」
どんな状況でも勝てる不変のルール
[ダイヤモンド社]1,620円(税込価格)
住宅ローンこそハイリスク「利回り」に目を奪われるな!
単行本:272ページ
著者:金森重樹
発売:2013/3/1
書籍詳細ページへ »

通販大家さんで不動産投資を始めるなら、まずはメルマガ登録(無料)から!

Copyright© Kanamori jitsugyo Co., Ltd. All Rights Reserved.
ページの一番上へ